サインポスト Research Memo(7):2024年2月期は黒字転換予想

発行済 2023-07-05 12:07
更新済 2023-07-05 12:15
© Reuters.
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*12:07JST サインポスト Research Memo(7):2024年2月期は黒字転換予想 ■今後の見通し

● 2024年2月期の業績(非連結)予想概要
サインポスト (TYO:3996)の2024年2月期の業績(非連結)予想は、売上高が2023年2月期比13.2%増の2,914百万円、営業利益が30 百万円(2023年2月期は110百万円の損失)、経常利益が27百万円(同119百万円の損失)、当期純利益が17百万円(同132百万円の損失)としている。
2ケタ増収・黒字転換予想としている。
セグメント別売上高の計画は、コンサルティング事業が同10.2%増の2,718百万円、イノベーション事業が同76.0%増の164百万円、DX・地方共創事業が32百万円(2023年2月期は14百万円)としている。
販管費は同3.5%増の838百万円の見込みとしている。


重点施策としてコンサルティング事業の伸長による安定的収益の拡大、イノベーション事業における書店向けセルフレジ「ワンダーレジ-BOOK」やPOS機能付コンパクトセルフレジ「EZレジ」の拡販、DX・地方共創事業における技術力とオープンイノベーションを生かしたソリューション受託開発の強化、更なる競争力強化に向けた人材育成・採用活動・エンゲージメント向上(待遇改善、ライフスタイル多様化に応える働き方改革、キャリア形成支援など)を推進する。
TTGについては、より高い顧客ニーズに応えるための機能追加を行うほか、協業企業の協力も得ながら販売拡大を推進する。
全体として安定した財務基盤のもと、事業収益を競争力強化に投じるサイクルを回し続け、収益性を高める方針だ。
なおイノベーション事業については、計画に対して収益化が遅延しているため、代理店販売など営業施策を強化するとともに、状況を踏まえながら適正な態勢へ移行する方針としている。
DXの進展などにより事業環境は良好であり、主力のコンサルティング事業の伸長が牽引して会社予想に上振れ余地があるだろうと弊社では考えている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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