*15:36JST 日経平均は大幅続落、日米の長期金利上昇を警戒
日経平均は大幅続落。
2日の米株式市場でダウ平均は348.16ドル安と4日ぶり反落、ナスダック総合指数は-2.17%と大幅続落。
財務省による中長期債の発行拡大や7月ADP民間雇用者数の大幅な上振れを背景に長期金利が上昇するなか、ハイテクを中心に売られ、終日軟調に推移した。
米株安を引き継いで日経平均は331.84円安からスタート。
米10年債利回りの4%超え後の続伸を警戒したハイテク・グロース(成長)
株の下落が重しになった。
為替の円安基調は維持されているものの、国内での長期金利の上昇も続いていることが警戒感を誘った。
日経平均は午後も下値模索の展開が続き、大引け直前に32142.25円(565.44円安)まで下げる場面があった。
大引けの日経平均は前日比548.41円安の32159.28円となった。
東証プライム市場の売買高は17億9463万株、売買代金は4兆3391億円だった。
セクターでは非鉄金属、輸送用機器、ゴム製品が下落率上位に並んだ一方、海運、パルプ・紙のみが上昇した。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は9%だった。
個別では、1日に決算を発表した米AMDの急落などを背景とした米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅下落を受け、アドバンテスト (TYO:6857)、東エレク (TYO:8035)、ルネサス (TYO:6723)などが下落。
ソニーG (TYO:6758)、日立製 (TYO:6501)、ニデック (TYO:6594)のほか、メルカリ (TYO:4385)、マネーフォワード (TYO:3994)、サイボウズ (TYO:4776)などのハイテク・グロース株が全般安い。
コマツ (TYO:6301)、三菱マテリアル (TYO:5711)、住友ゴム (TYO:5110)、石油資源開発 (TYO:1662)、共英製鋼 (TYO:5440)など景気敏感株も総じて軟調。
業績下方修正を発表したTDK (TYO:6762)、NOK (TYO:7240)、ヤマハ (TYO:7951)などが急落。
ほか、決算を材料に住友電工 (TYO:5802)、住友化学 (TYO:4005)、カカクコム (TYO:2371)、テレビ東京 (TYO:9413)、NTN (TYO:6472)、ハウス食品G (TYO:2810)、ダイヘン (TYO:6622)などが大きく下落した。
一方、決算や自社株買いが好感された川崎汽船 (TYO:9107)、郵船 (TYO:9101)が大幅高。
新光電工 (TYO:6967)は、富士通 (TYO:6702)の保有株売却に関する順調な進捗を手掛かりに大幅高。
CTC (TYO:4739)は伊藤忠 (TYO:8001)による株式公開買い付け(TOB)を材料にTOB価格にサヤ寄せの動き。
好決算で前日にストップ高比例配分となったJVCケンウッド (TYO:6632)は本日も急伸。
ほか、決算を材料にサンリオ (TYO:8136)がストップ高比例配分となり、東京精密 (TYO:7729)、日本ライフライン (TYO:7575)、インテリジェントウェイブ (TYO:4847)、AZ‐COM丸和 (TYO:9090)、スカパーJ (TYO:9412)なども大幅高となった。
2日の米株式市場でダウ平均は348.16ドル安と4日ぶり反落、ナスダック総合指数は-2.17%と大幅続落。
財務省による中長期債の発行拡大や7月ADP民間雇用者数の大幅な上振れを背景に長期金利が上昇するなか、ハイテクを中心に売られ、終日軟調に推移した。
米株安を引き継いで日経平均は331.84円安からスタート。
米10年債利回りの4%超え後の続伸を警戒したハイテク・グロース(成長)
株の下落が重しになった。
為替の円安基調は維持されているものの、国内での長期金利の上昇も続いていることが警戒感を誘った。
日経平均は午後も下値模索の展開が続き、大引け直前に32142.25円(565.44円安)まで下げる場面があった。
大引けの日経平均は前日比548.41円安の32159.28円となった。
東証プライム市場の売買高は17億9463万株、売買代金は4兆3391億円だった。
セクターでは非鉄金属、輸送用機器、ゴム製品が下落率上位に並んだ一方、海運、パルプ・紙のみが上昇した。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は9%だった。
個別では、1日に決算を発表した米AMDの急落などを背景とした米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅下落を受け、アドバンテスト (TYO:6857)、東エレク (TYO:8035)、ルネサス (TYO:6723)などが下落。
ソニーG (TYO:6758)、日立製 (TYO:6501)、ニデック (TYO:6594)のほか、メルカリ (TYO:4385)、マネーフォワード (TYO:3994)、サイボウズ (TYO:4776)などのハイテク・グロース株が全般安い。
コマツ (TYO:6301)、三菱マテリアル (TYO:5711)、住友ゴム (TYO:5110)、石油資源開発 (TYO:1662)、共英製鋼 (TYO:5440)など景気敏感株も総じて軟調。
業績下方修正を発表したTDK (TYO:6762)、NOK (TYO:7240)、ヤマハ (TYO:7951)などが急落。
ほか、決算を材料に住友電工 (TYO:5802)、住友化学 (TYO:4005)、カカクコム (TYO:2371)、テレビ東京 (TYO:9413)、NTN (TYO:6472)、ハウス食品G (TYO:2810)、ダイヘン (TYO:6622)などが大きく下落した。
一方、決算や自社株買いが好感された川崎汽船 (TYO:9107)、郵船 (TYO:9101)が大幅高。
新光電工 (TYO:6967)は、富士通 (TYO:6702)の保有株売却に関する順調な進捗を手掛かりに大幅高。
CTC (TYO:4739)は伊藤忠 (TYO:8001)による株式公開買い付け(TOB)を材料にTOB価格にサヤ寄せの動き。
好決算で前日にストップ高比例配分となったJVCケンウッド (TYO:6632)は本日も急伸。
ほか、決算を材料にサンリオ (TYO:8136)がストップ高比例配分となり、東京精密 (TYO:7729)、日本ライフライン (TYO:7575)、インテリジェントウェイブ (TYO:4847)、AZ‐COM丸和 (TYO:9090)、スカパーJ (TYO:9412)なども大幅高となった。