[29日 ロイター] - 米金融大手が従業員による業務上のやりとりを記録・保存することを怠っていた問題で、米商品先物取引委員会(CFTC)は29日、ゴールドマン・サックスが550万ドルの民事制裁金を支払うことで合意したと発表した。
ゴールドマンは従業員の携帯電話での通話記録を取っていなかったほか、以前CFTCが出した違法行為停止命令にも違反していたという。
CFTCは2019年11月、ゴールドマンが録音機器の不調後に、トレーディングや販売担当者の通話内容を記録していなかったと認定。ゴールドマンに対し、民事制裁金100万ドルの支払いと違法行為の停止を命じていた。
この問題を巡っては、CFTCなどが今月、米金融大手9社に制裁金を科している。
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