Hannah Lang
[31日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)が31日、インベスコとウィズダムツリー、バルキリー各社からのビットコイン現物上場投資信託(ETF)申請について、承認するかどうかの判断を延期したことが分かった。
当初の予定で来週だったこの3件の決定期限は、10月半ばに先送りされ、もっと遅くなる可能性も出ている。
首都ワシントンの連邦控訴裁(高裁)は29日、暗号資産(仮想通貨)運用会社グレイスケール・インベストメンツによるビットコイン現物ETF申請をSECが拒絶した理由の説明が十分でないとして、この措置を取り消すよう命じた。
高裁命令を受け、SECはグレイスケールの申請を再審査しなければならない。ただ新たな審査を通じて承認されるかどうかは不透明だ。