[7日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは、成績不振と見なされる従業員を対象に、早ければ10月後半にも新たな人員削減を行う計画だ。英紙フィナンシャル・タイムズが7日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
同社のこうした人員削減では通常、会社全体で従業員の1─5%が対象となっている。今回は中核の投資銀行およびトレーディング部門での削減をこの下限にとどめる方針だ。
関係者によると、ゴールドマンは人事考課の一環として、毎年こうした削減を実施している。新型コロナウイルスのパンデミック中だった2020年と21年には考課を一時停止したが、昨年再開した。
ロイターは先に関係者の話として、ゴールドマンが2022年9月には500人を削減したと伝えた。