[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米バンク・オブ・アメリカ(BofA)のアラステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は11日、第3・四半期の投資銀行業務の手数料収入について、業界全体で前年比30─35%減少しているものの、BofAは平均を上回るとの見通しを示した。
バークレイズ金融サービス会議で「われわれは(業界)を若干上回るだろう」とし、手数料収入が10億ドル前後になると述べた。
パイパー・サンドラーのアナリストは、10億ドルという第3・四半期の投資銀行業務手数料収入見込みは予想を下回っており、BofAの1株利益予想を数%ポイント圧迫する可能性があるとリサーチノートで指摘した。
BofAは第2・四半期に投資銀行業務で12億ドルの手数料収入を計上した。
ボースウィック氏はまた、グローバル・マーケット部門の増益率が前年比1桁台前半になるとの見通しを示した。