[東京 13日 ロイター] -
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比34円08銭安の3万2742円29銭と、反落してスタートした。米国市場では、原油価格の上昇を受けてインフレ懸念が強まった。ハイテク株を中心に株価の主要3指数は下落しており、東京市場では嫌気する動きが先行した。
日経平均は下げ渋った後、プラスに転じる場面もある。米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、一巡後は模様眺めが見込まれる。 東京エレクトロンなど半導体関連は軟調な銘柄が目立つ。新型iPhoneを発表したアップル株が下落する中、関連株と目される村田製作所などの電子部品も弱い。主力株はトヨタ自動車が小高い。ソニーグループは小安い。
指数寄与度の高いファーストリテイリングは小高い。ソフトバンクグループは横ばい。