Summer Zhen
[香港 9日 ロイター] - ゴールドマン・サックスによると、ヘッジファンドの9月の日本株売却はここ1年間で最高となった。日本株式市場は年初からアジア市場の中で特に堅調だったが、利益確定の動きが出ているとみられる。
ゴールドマンの顧客向け月次報告書によると、ヘッジファンドの日本へのアロケーションは9月に5.4%と、8月の5.8%から低下した。
指標となる日経平均株価は8月に1.7%下落、9月も2.3%下げた。ただ、年初からは18%上昇している。
ゴールドマンによると、工業、金融、通信サービス、消費関連、情報技術などのセクターの資金流出が目立った。
一方、9月の中国株の売りは8月より大幅縮小した。