*10:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待やインフレ鈍化を好感
【ブラジル】ボベスパ指数 117050.74 +0.27%
11日のブラジル株式市場は4日続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比313.79ポイント高(+0.27%)の117050.74で引けた。
日中の取引レンジは116231.22-117098.64となった。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。
米利上げの終了期待が引き続き支援材料となり、買いは継続した。
また、インフレ率が予想以上に鈍化したことも好感された。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中東地域での地政学リスクの高まりが引き続き警戒された。
【ロシア】MOEX指数 3194.12 +0.54%
11日のロシア株式市場は4日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.09ポイント高(+0.54%)の3194.12ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3168.29-3196.44となった。
売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅を拡大させた。
米利上げの休止期待が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続。
また、資源大手ルクオイル(LKOH)の大幅上昇も指数をサポートした。
同社がイラクエネルギー省の高官とモスクワで会談し、イラクに投資している油田2カ所の生産量は一日当たり80万バレルまで増加すると期待されている。
一方、中東地域での地政学リスクの高まりが引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 66473.05 +0.60%
11日のインドSENSEX指数は続伸。
前日比393.69ポイント高(+0.60%)の66473.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同121.50ポイント高(+0.62%)の19811.35で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
成長予想の上方修正が好感された。
国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.1%から6.3%に引き上げた。
4-6月期の消費が予想以上に伸びたことが強調された。
外部環境では、米利上げの休止観測を受け、外資の流出懸念が後退。
また、中国当局が新たな景気刺激策を検討しているとの報道も支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3078.96 +0.12%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.72ポイント高(+0.12%)の3078.96ポイントと3日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
外電は10日に消息筋情報として、「経済成長目標の達成に向け、中国政府が新たな景気刺激策の準備を進めているもよう」などと報じた。
報道によれば、2023年財政赤字の拡大を容認することを検討しており、少なくとも1兆人民元(約20兆4000億円)の国債を追加発行することも考えているという。
また、米国で利上げ休止観測が強まる中、米10年債利回りが急低下したことも好材料だ。
ただ、上値は重い。
中東地域の地政学リスクは払しょくされておらず、中国経済に与える悪影響も不安視されている。
指数は安く推移する場面もみられた。
11日のブラジル株式市場は4日続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比313.79ポイント高(+0.27%)の117050.74で引けた。
日中の取引レンジは116231.22-117098.64となった。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。
米利上げの終了期待が引き続き支援材料となり、買いは継続した。
また、インフレ率が予想以上に鈍化したことも好感された。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中東地域での地政学リスクの高まりが引き続き警戒された。
【ロシア】MOEX指数 3194.12 +0.54%
11日のロシア株式市場は4日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.09ポイント高(+0.54%)の3194.12ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3168.29-3196.44となった。
売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅を拡大させた。
米利上げの休止期待が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続。
また、資源大手ルクオイル(LKOH)の大幅上昇も指数をサポートした。
同社がイラクエネルギー省の高官とモスクワで会談し、イラクに投資している油田2カ所の生産量は一日当たり80万バレルまで増加すると期待されている。
一方、中東地域での地政学リスクの高まりが引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 66473.05 +0.60%
11日のインドSENSEX指数は続伸。
前日比393.69ポイント高(+0.60%)の66473.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同121.50ポイント高(+0.62%)の19811.35で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
成長予想の上方修正が好感された。
国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.1%から6.3%に引き上げた。
4-6月期の消費が予想以上に伸びたことが強調された。
外部環境では、米利上げの休止観測を受け、外資の流出懸念が後退。
また、中国当局が新たな景気刺激策を検討しているとの報道も支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3078.96 +0.12%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.72ポイント高(+0.12%)の3078.96ポイントと3日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
外電は10日に消息筋情報として、「経済成長目標の達成に向け、中国政府が新たな景気刺激策の準備を進めているもよう」などと報じた。
報道によれば、2023年財政赤字の拡大を容認することを検討しており、少なくとも1兆人民元(約20兆4000億円)の国債を追加発行することも考えているという。
また、米国で利上げ休止観測が強まる中、米10年債利回りが急低下したことも好材料だ。
ただ、上値は重い。
中東地域の地政学リスクは払しょくされておらず、中国経済に与える悪影響も不安視されている。
指数は安く推移する場面もみられた。