[27日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6192.03(+212.83) 前営業日終値 5979.20(‐102.14)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10315.62(+318.19) 前営業日終値 9997.43(‐130.69)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4658.18(+157.13) 前営業日終値 4501.05(‐63.81)
<ロンドン株式市場> 反発。第2・四半期の米国内総生産(GDP)改定値が予想 を超える上方修正となったことが好感され、中国経済の減速懸念をきっかけに始まった世 界的な株安に伴う下落を取り戻した。この日は米国や中国の株式相場も持ち直した。ただ 、相場は依然として不安定で、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利上げの可能性 は低いとの見方もある。 FT100種の銘柄は、1つを除いて全て値上がりした。鉱業株や、ロンドンに上場 しているアジア系の銀行株は伸びが著しかった。 チリの銅生産大手アントファガスタ ANTO.L と英豪系資源大手BHPビリトン
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。米国の利上げ時期が後ずれするとの期待 に加え、第2・四半期の米国内総生産(GDP)改定値が大幅な上方修正となったことが 好感され、今週の続落による下げを取り戻した。 個別銘柄では、フランスの通信企業ブイグ・テレコム BOUY.PA が5.0%上昇した 。通信部門の通期利益の目標を引き上げたことが好感された。 一方、フランスの蒸留酒メーカー、ペルノ・リカール PERP.PA は1.7%値下がり した。2014━15年の通期の基礎的利益が2%と、市場予想を下回ったことが嫌気さ れた。