Matt Tracy
[21日 ロイター] - JPモルガンは20日に公表したリポートで、2024年に米国の高格付け債のスプレッド(国債との利回りの格差)は縮小するとの見通しを示した。
高格付け債のリターンは24年に過去最高を更新し、現在の1.8%から2024年末には12.4%に達すると予想している。
高リターンと安定した利回りは保険会社や年金基金などの機関投資家だけでなく、個人投資家や海外投資家からの需要も押し上げると指摘する。
その結果、スプレッドは小幅に縮小し、24年のスプレッドは現在の131ベーシスポイント(bp)から125bpに縮小するとの見通しを示した。