💎 今日の市場で最も健全な企業をご覧ください始めましょう

GセブンHD Research Memo(5):財務基盤は安定、たな卸資産回転日数がやや悪化

発行済 2023-11-27 13:45
更新済 2023-11-27 14:00
© Reuters.
3382
-
*13:45JST GセブンHD Research Memo(5):財務基盤は安定、たな卸資産回転日数がやや悪化 ■G-7ホールディングス (TYO:7508)の業績動向

2. 財務状況と経営指標
2024年3月期第2四半期末の資産合計は前期末比1,255百万円増加の58,457百万円となった。
流動資産は現金及び預金が240百万円減少した一方で、たな卸資産(商品及び製品)が930百万円、売掛金が344百万円それぞれ増加した。
固定資産は有形固定資産が新規出店の増加により966百万円増加した一方で、投資有価証券が276百万円減少した。


負債合計は前期末比26百万円増加の30,471百万円となった。
未払法人税等が193百万円、賞与引当金が298百万円減少した一方で、その他の流動負債が増加した。
純資産合計は同1,228百万円増加の27,985百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益2,253百万円の計上と配当金839百万円の支出等により、利益剰余金が1,399百万円増加した。


経営指標を見ると、自己資本比率が前期末比1.1ポイント上昇の47.9%となり、有利子負債比率は同1.5ポイント低下の33.2%となるなど財務体質はやや改善した。
ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)は若干減少したものの60億円を超えており、財務の健全性は高いと判断される。
一方で、たな卸資産回転日数が2023年3月期の16.5日から17.5日とやや長期化しており、収益性低下の一因になっていると考えられ、今後の課題と言える。
なお、同社はM&A戦略を今後も積極的に推進するため、予算枠として70億円程度を確保している。
M&Aの対象としては既存事業で商圏拡大につながる案件やシナジーが期待できる周辺領域の事業を想定しており、門戸を広げて候補案件の精査を行っている状況にある。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます