[日本インタビュ新聞社] - ■自動販売機でスマートシティを実現!
渋谷区と民間企業の産官連携でスタートアップをサポートするコンソーシアム”Shibuya Startup Deck”(SSD)は、スマートシティやSDGsの取組推進のために、自動販売機を有効活用するプロジェクトを実施している。このプロジェクトでは、伊藤園<2593>(東証プライム)が持つ自動販売機のネットワークとNTT東日本が持つICTの技術を活かし、スタートアップ企業2社との実証実験を11月27日から開始した。
実証実験に参加するスタートアップ企業は、AladdinとFutuRocket。Aladdinは、自動販売機に設置されたリサイクルボックスに瓶やペットボトルを入れると、ポイントが貯まる仕組みを提供する。ポイントは、自動販売機での飲料購入や寄付などに利用できる。FutuRocketは、自動販売機に設置されたスマートロックに自転車を駐輪すると、自動販売機での飲料購入が割引になる仕組みを提供する。スマートロックは、スマートフォンで操作できる。
これらの取組は、自動販売機を利用することで、リサイクルの意識づけや放置自転車の防止など、渋谷区が抱える都市型社会課題に対する新しいソリューションとなり得る。渋谷区は、スタートアップのイノベーションを活かして、未来の渋谷をつくることを目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)