Julie Zhu Kane Wu
[香港 4日 ロイター] - プライベート・エクイティ(PE)会社ウォーバーグ・ピンカスは4日、アジア地域の幹部人事を発表し、新設のアジアPE部門の責任者にインド部門トップのビシャル・マハデビア氏を任命した。中国部門トップのフランク・ウェイ氏は退任する。
マハデビア氏は金融サービス部門の共同責任者を兼務する。ウェイ氏は円滑な引き継ぎのため2024年いっぱい、マネジングディレクターにとどまる。
ウォーバーグ・ピンカスの広報は「この地域のビジネスチャンスをより良くサポートするため、チームの構成と規模を若干変更している」とした上で、「中国は引き続き当社のアジア戦略の重要な部分を占めている。今後も資本を投下し、地域の経営陣と連携していく」と述べた。
24年初めには、ゴールドマン・サックス証券出身の村田貴士氏を日本部門の責任者兼アジア不動産部門の共同責任者として迎える予定。