Deborah Mary Sophia
[6日 ロイター] - 米ファストフードチェーン大手マクドナルドは6日、世界中で2027年までに約1万店を新規開設する計画を明らかにした。同社にとって過去最速の拡大になるという。
購入に応じたポイントで付加的なサービスを提供する「ロイヤルティ・プログラム」の会員数も、現在の1億5000万人を27年までに2億5000万人に増やし、年間売上高450億ドルの達成につなげる。
イアン・ボーダン最高財務責任者(CFO)は、海外のフランチャイズ店は中国、インド、日本、ブラジルなどでおよそ7000店を新規に開くと説明した。これらにより、同社の全店舗数は27年までに5万店前後に達する。
また同社はアルファベット子会社グーグルと提携し、世界中の店舗運営に人工知能(AI)を活用する方針。顧客に対してより迅速に、より出来たての商品を届けるための調理工程の工夫などに生かす。