プレミアムデータを入手しましょうサイバーマンデーで 最大55%引き InvestingPro特別セールを請求する

NYの視点:FOMC9月の利上げ見送りもイエレンFRB議長が利上げ示唆との見方

発行済 2015-09-15 07:02
更新済 2015-09-15 07:33
NYの視点:FOMC9月の利上げ見送りもイエレンFRB議長が利上げ示唆との見方
一部シンクタンクは米連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るが、その後に開催される会見でイエレンFRB議長が10月か12月の利上げを示唆する可能性があると指摘した。
通常、米FRBは行動をとる場合、事前会合の声明などで示唆する。
前回7月のFOMC声明では利上げの示唆がなかったため、FOMCは9月会合での利上げを見送る可能性が強いと市場は見ている。
FOMCメンバーは経済の判断で、「もはやゼロ金利を必要とする緊急事態ではない」との見解でできるだけ速やかにゼロ金利から脱したい意向を示している。
フィッシャー米FRB副議長は8月末にワイオミング州のジャクソンホールで開催されたカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムで、「まだどのように決定するかわからない、今後の指標次第」「特に8月の雇用統計に注目する」としたほか、他のFOMCメンバーも「金利に関する市場とFOMCの見方に大きなかい離がある」とするなど、9月の利上げも依然選択肢としている。
米国経済は0.25%の利上げに対処可能で、利上げにより不透明感を払拭できると肯定的な見方がある。
一方で、時期尚早の利上げはリスクを引き上げ、1937年に大恐慌を一段と深刻化させたように世界経済のリスクがくすぶる中での利上げを警告するエコノミストも少なくない。
歴史的に9月、10月は株式相場が崩れやすい。
1929年、1987年の株式相場の大暴落は10月だったが、9月からすでに下落が始まっていた。
1998年のロングタームキャピタル破綻も9月、2008年のリーマン破綻も9月に起こった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます