*09:26JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、成長予想の上方修正が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 127752.28 0.28%
31日のブラジル株式市場は小反発。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比350.47 ポイント高(+0.28%)の127752.28で引けた。
日中の取引レンジは127326.08-129558.45となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。
利下げ期待の高まりが支援材料。
なお、ブラジル中央銀行はきょう2月1日日本時間午前6:30、政策金利であるセリック金利を市場予想通りねん11.75%から年11.25%に引き下げた。
また、連日の下落で値ごろ感も強まった。
一方、早期の米利下げ期待の後退などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3214.19 +0.57%
31日のロシア株式市場は4日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.11ポイント高(+0.57%)の3214.19ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3198.83-3219.41となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。
また、通貨ルーブル安も輸出大手の物色手掛かりとなった。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、経済指標の悪化が警戒された。
12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は2.7%となり、前月の4.3%と予想の3.6%を下回った。
【インド】SENSEX指数 71752.11 +0.86%
1月31日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比612.21ポイント高(+0.86%)の71752.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同203.60ポイント高(+0.95%)の21725.70で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。
成長予想の上方修正が支援材料。
国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2024年度のインド成長予想をこれまでの6.3%から6.5%に引き上げた。
内需の拡大や世界景気の上向きなどが上方修正の理由として挙げられている。
また、欧州市場の上昇も終盤のサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2788.55 -1.48%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比41.98ポイント安(-1.48%)の2788.55ポイントと3日続落した。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
米中対立の警戒感や、中国不動産業を巡る不透明感が依然としてくすぶっている。
複数メディアは31日、碧桂園HD(2007/HK)に対し、一部の債権者が香港で清算申し立てを計画しているもようと報じた。
それに先立つ29日、香港高等法院(高裁)が中国恒大集団(3333/HK)に対して「清算命令」を出したばかり。
関係者によれば、大部分の資産が中国本土にあるだけに、清算作業は困難を伴う見通しだ。
業界の混乱につながる恐れもあると不安視されている。
31日のブラジル株式市場は小反発。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比350.47 ポイント高(+0.28%)の127752.28で引けた。
日中の取引レンジは127326.08-129558.45となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。
利下げ期待の高まりが支援材料。
なお、ブラジル中央銀行はきょう2月1日日本時間午前6:30、政策金利であるセリック金利を市場予想通りねん11.75%から年11.25%に引き下げた。
また、連日の下落で値ごろ感も強まった。
一方、早期の米利下げ期待の後退などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3214.19 +0.57%
31日のロシア株式市場は4日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.11ポイント高(+0.57%)の3214.19ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3198.83-3219.41となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。
また、通貨ルーブル安も輸出大手の物色手掛かりとなった。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、経済指標の悪化が警戒された。
12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は2.7%となり、前月の4.3%と予想の3.6%を下回った。
【インド】SENSEX指数 71752.11 +0.86%
1月31日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比612.21ポイント高(+0.86%)の71752.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同203.60ポイント高(+0.95%)の21725.70で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。
成長予想の上方修正が支援材料。
国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2024年度のインド成長予想をこれまでの6.3%から6.5%に引き上げた。
内需の拡大や世界景気の上向きなどが上方修正の理由として挙げられている。
また、欧州市場の上昇も終盤のサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2788.55 -1.48%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比41.98ポイント安(-1.48%)の2788.55ポイントと3日続落した。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
米中対立の警戒感や、中国不動産業を巡る不透明感が依然としてくすぶっている。
複数メディアは31日、碧桂園HD(2007/HK)に対し、一部の債権者が香港で清算申し立てを計画しているもようと報じた。
それに先立つ29日、香港高等法院(高裁)が中国恒大集団(3333/HK)に対して「清算命令」を出したばかり。
関係者によれば、大部分の資産が中国本土にあるだけに、清算作業は困難を伴う見通しだ。
業界の混乱につながる恐れもあると不安視されている。