[日本インタビュ新聞社] - ■NY株はダウとS&P500が最高値を更新し米好景気も買いを支援
任天堂<7974>(東証プライム)は2月8日、ジリジリ上値を追う相場となり、午前10時にかけて4%高の8679円(310円高)まで上げ、2日続けて実質的な上場来の高値を更新している。6日に発表した第3四半期決算が好調で、今3月期の連結業績予想と配当予想を増額修正し、好感されている上、NY株式市場で7日ダウとS&P500種が3日ぶりに最高値を更新し、北米景気の好調な様子も買い安心感を強めたとの見方が出ている。
また、8日は、延期していた「スプラトゥーン3」などのゲーム大会を無観客で開催しインターネットでライブ配信すると伝えられた。
第3四半期の連結業績(2023年4~12月・累計)は、前年同期比で売上高が7.7%増加し、営業利益は13.1%増加した。こうした販売状況や今後の見通しを踏まえ、通期の販売予想を見直し、今3月期の連結利上げ高の予想を従来予想比3.2%(500億円)増の1兆6300億円に引き上げ、営業利益は同2.0%(100億円)増の5100億円に引き上げた。経常利益、当期純利益も増額修正し、各利益とも前期比で増益に転じる見通しとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)