29日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり1銘柄、値下がり224銘柄、変わらずなしとなった。 日経平均は大幅続落。
前日比489.26円安の17155.85円（出来高概算12億8000万株）で前場の取引を終えた。
中国の8月工業企業利益が予想以上に減少したことで、中国の景気減速懸念が高まり、米国市場ではNYダウが300ドル超の下落となった。
こうした流れを受けて、日経平均は285円安からスタートすると、その後も下げ幅を拡大する展開に。
一時17052.06円（同593.05円安）まで下落し、今年1月19日以来の安値を付ける場面もあったが、前引けにかけてやや下げ渋る形となった。
値下がり寄与トップはソフトバンクG (TOKYO:9984)となり、日経平均を約34円押し下げた。
5％近い下落で、13年6月以来の安値水準となっている。
2位のファナック (TOKYO:6954)は5日続落で、取引時間中の年初来安値を更新した。
米国市場で医薬品・バイオテクノロジーが売られたことから、エーザイ (TOKYO:4523)やアステラス薬 (TOKYO:4503)なども軟調。
構成銘柄のうち224銘柄がマイナスとなる全面安の展開だった。
値上がりしたのはニチレイ (TOKYO:2871)のみだった。
売りが先行したものの、25日線がサポートとして意識され底堅い展開となった。
食品株の一角などには逃避的な資金が向かっているようだ。
*11:30現在 日経平均株価 17155.85(-489.26) 値上がり銘柄数 1(寄与度+0.12) 値下がり銘柄数 224(寄与度-489.38) 変わらず銘柄数 0 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (TOKYO:2871) ニチレイ 730 3 +0.12 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (TOKYO:9984) ソフトバンクG 5486 -286 -33.68 (TOKYO:6954) ファナック 18255 -420 -16.49 (TOKYO:4523) エーザイ 6908 -379 -14.88 (TOKYO:4503) アステラス薬 1534 -75.5 -14.82 (TOKYO:9433) KDDI 2626.5 -49 -11.54 (TOKYO:4502) 武田 5142 -280 -10.99 (TOKYO:4063) 信越化 5884 -263 -10.32 (TOKYO:7267) ホンダ 3491 -129 -10.13 (TOKYO:7203) トヨタ 6802 -247 -9.70 (TOKYO:8035) 東エレク 5575 -237 -9.30 (TOKYO:7733) オリンパス 3670 -235 -9.23 (TOKYO:6971) 京セラ 5359 -117 -9.19 (TOKYO:4543) テルモ 3280 -115 -9.03 (TOKYO:6762) TDK 6620 -220 -8.64 (TOKYO:6988) 日東電 6911 -217 -8.52 (TOKYO:6367) ダイキン 6639 -209 -8.20 (TOKYO:6758) ソニー 2800 -195.5 -7.67 (TOKYO:4452) 花王 5237 -192 -7.54 (TOKYO:4324) 電通 6060 -190 -7.46 (TOKYO:9983) ファーストリテ 47310 -180 -7.07