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[ニューヨーク 27日 ロイター] - 指数算出会社FTSEラッセルは、世界的な国債指数「世界国債インデックス(WGBI)」にポルトガルの債券を組み入れると発表した。
また、国別分類で格上げの可能性があるウォッチリストからスイスを除外。インドと韓国はリストに残した。
ポルトガルの組み入れは11月に行う。27日の発表時点で17のユーロ建てポルトガル政府債(発行残高1449億ユーロ=1569億ドル)がWGBIに採用される見通しとなっており、ウェートは約0.61%という。
FTSEラッセルはWGBI組み入れ候補のウォッチリストからスイスを除外したことについて、期待された税制改革が可決されず、同様の計画もないことが理由と説明した。
インドについては、FTSE新興国市場国債インデックス(EMGBI)に組み入れる可能性のあるリストに残し、進展を認めつつ、不十分な点として外国人ポートフォリオ投資家(FPI)登録の書類要件などを挙げた。
韓国はインドがウォッチリストに掲載されている「市場アクセシビリティ・レベル」をすでに付与されており、WGBIに追加される可能性のあるリストにとどまった。