*09:39JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 127690.62 +0.65%
27日のブラジル株式市場は強含み。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比827.59ポイント高(+0.65%)の127690.62で引けた。
日中の取引レンジは126222.95-127755.93となった。
朝方は軟調な値動きを示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
成長予想の上方修正が引き続き好感された。
また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。
一方、通貨レアル安の進行や原油価格の下落が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3304.09 +0.56%
27日のロシア株式市場は3日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.55ポイント高(+0.56%)の3304.09ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3280.03-3304.09となった。
中盤はマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。
経済指標の改善が支援材料。
2月の鉱工業生産の増加率(前年比)は8.5%となり、前月の4.6%と予想の5.3%を上回った。
また、通貨ルーブル高の進行もロシア株のサポート材料。
一方、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。
また、首都モスクワ郊外のコンサートホールで銃乱射事件が発生したことも引き続き懸念材料となった。
【インド】SENSEX指数 72996.31 +0.73%
27日のインドSENSEX指数は強含み。
ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは
前日比0.73%(526.02ポイント)高の72996.31、ナショナル証券取引所の主要50社
株価指数ニフティは同0.54%(118.95ポイント)高の22123.65で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
経常赤字の縮小観測が支援材料。
昨年10-12月期の経常赤字は同期の国内総生産(GDP)の1.2%に縮小すると予測されている。
また、インド経済が安定的に成長するとの観測も好感された。
S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2024年度のインドの成長率が6.8%になると予測した。
S&Pは、インドの内需と輸出がこれからも堅調に伸びていくとの見方を示し、これが安定成長につながると強調した。
ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しも指数をサポート。
FIIは2日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2993.14 -1.26%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.34ポイント安(-1.26%)の2993.14ポイントと反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。
中国人民銀行(中央銀行)が27日、人民元レートの対米ドル基準値を再び元安方向に設定したことや、米中対立が激しくなりつつあることを嫌気した。
中国商務部は26日、米政府の電気自動車(EV)優遇策は公平な競争を阻害しているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したことを明らかにしている。
また、サイバー攻撃を受けたとして米英両政府が中国国家安の関連企業全部に制裁を科すと発表したことに反発し、中国外交部は26日、「必要な対抗措置をとる」などと声明した。
27日のブラジル株式市場は強含み。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比827.59ポイント高(+0.65%)の127690.62で引けた。
日中の取引レンジは126222.95-127755.93となった。
朝方は軟調な値動きを示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
成長予想の上方修正が引き続き好感された。
また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。
一方、通貨レアル安の進行や原油価格の下落が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3304.09 +0.56%
27日のロシア株式市場は3日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.55ポイント高(+0.56%)の3304.09ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3280.03-3304.09となった。
中盤はマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。
経済指標の改善が支援材料。
2月の鉱工業生産の増加率(前年比)は8.5%となり、前月の4.6%と予想の5.3%を上回った。
また、通貨ルーブル高の進行もロシア株のサポート材料。
一方、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。
また、首都モスクワ郊外のコンサートホールで銃乱射事件が発生したことも引き続き懸念材料となった。
【インド】SENSEX指数 72996.31 +0.73%
27日のインドSENSEX指数は強含み。
ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは
前日比0.73%(526.02ポイント)高の72996.31、ナショナル証券取引所の主要50社
株価指数ニフティは同0.54%(118.95ポイント)高の22123.65で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
経常赤字の縮小観測が支援材料。
昨年10-12月期の経常赤字は同期の国内総生産(GDP)の1.2%に縮小すると予測されている。
また、インド経済が安定的に成長するとの観測も好感された。
S&Pグローバル・レーティングは最新リポートで、2024年度のインドの成長率が6.8%になると予測した。
S&Pは、インドの内需と輸出がこれからも堅調に伸びていくとの見方を示し、これが安定成長につながると強調した。
ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しも指数をサポート。
FIIは2日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2993.14 -1.26%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.34ポイント安(-1.26%)の2993.14ポイントと反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。
中国人民銀行(中央銀行)が27日、人民元レートの対米ドル基準値を再び元安方向に設定したことや、米中対立が激しくなりつつあることを嫌気した。
中国商務部は26日、米政府の電気自動車(EV)優遇策は公平な競争を阻害しているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したことを明らかにしている。
また、サイバー攻撃を受けたとして米英両政府が中国国家安の関連企業全部に制裁を科すと発表したことに反発し、中国外交部は26日、「必要な対抗措置をとる」などと声明した。