*09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、利食い売りが優勢となる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 127548.52 +0.44%
2日のブラジル株式市場は小反発。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比558.07ポイント高(+0.44%)の127548.52で引けた。
日中の取引レンジは126669.22-127654.04となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。
成長予想の上方修正が好感された。
ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の国内総生産(GDP)成長率が前回の1.85%から1.89%に引き上げられた。
また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
一方、指数の上値は重い。
通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。
また、米長期金利の上昇も警戒材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3371.29 +0.24%
2日のロシア株式市場は7日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.00ポイント高(+0.24%)の3371.29ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3357.55-3375.69となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。
原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。
また、経済指標の改善も引き続き好感された。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開。
また、米長期金利の上昇なども足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 73903.91 -0.15%
2日のインドSENSEX指数は弱含み。
前日比110.64ポイント安(-0.15%)の73903.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.70ポイント安(-0.04%)の22453.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。
3月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)が速報値の59.2から59.1に下方修正されたことが指数の足かせとなった。
また、米利下げの先送り観測が再び高まっていることも外資の流出懸念を高めた。
ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。
FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3074.96 -0.08%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント安(-0.08%)の3074.96ポイントと4日ぶりに反落した。
利食い売りが優勢となる流れ。
上海総合指数は前日まで3日続伸し、足元では約2週ぶりの高値水準を回復していた。
米中関係の悪化懸念もくすぶる。
米国はこのところ、半導体などを中心に対中圧力を強め、中国側も対抗措置を打ち出すなど、両国の応酬に歯止めがかからない状況だ。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。
官民で公表された3月の製造業PMIが上向く中、中国経済の持ち直しも期待されている。
2日のブラジル株式市場は小反発。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比558.07ポイント高(+0.44%)の127548.52で引けた。
日中の取引レンジは126669.22-127654.04となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。
成長予想の上方修正が好感された。
ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の国内総生産(GDP)成長率が前回の1.85%から1.89%に引き上げられた。
また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
一方、指数の上値は重い。
通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。
また、米長期金利の上昇も警戒材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3371.29 +0.24%
2日のロシア株式市場は7日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.00ポイント高(+0.24%)の3371.29ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3357.55-3375.69となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。
原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。
また、経済指標の改善も引き続き好感された。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開。
また、米長期金利の上昇なども足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 73903.91 -0.15%
2日のインドSENSEX指数は弱含み。
前日比110.64ポイント安(-0.15%)の73903.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.70ポイント安(-0.04%)の22453.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。
3月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)が速報値の59.2から59.1に下方修正されたことが指数の足かせとなった。
また、米利下げの先送り観測が再び高まっていることも外資の流出懸念を高めた。
ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。
FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3074.96 -0.08%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント安(-0.08%)の3074.96ポイントと4日ぶりに反落した。
利食い売りが優勢となる流れ。
上海総合指数は前日まで3日続伸し、足元では約2週ぶりの高値水準を回復していた。
米中関係の悪化懸念もくすぶる。
米国はこのところ、半導体などを中心に対中圧力を強め、中国側も対抗措置を打ち出すなど、両国の応酬に歯止めがかからない状況だ。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。
官民で公表された3月の製造業PMIが上向く中、中国経済の持ち直しも期待されている。