Roshan Abraham Siddarth S
[22日 ロイター] - UBSグローバル・リサーチのストラテジストは22日、米テクノロジー大手6社の収益の伸びが今後数四半期に大きく減速するとの見方を示した。
アップル、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、メタ、マイクロソフト、エヌビディアの1株当たり利益の伸びが2024年第1・四半期の推計42.2%から25年第1・四半期には15.5%に低下すると予想している。
また、6社の投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。バリュエーションの拡大や人工知能(AI)を巡る疑念が引き下げの理由ではなく、厳しい競争環境と循環的な要因が業績を圧迫するためと説明した。
一方、他のテクノロジー企業については、1株当たり利益の伸びが24年第1・四半期に見込まれる11.1%から25年第1・四半期には約26%に上昇すると予想。これら企業は大手ハイテク企業ほどコロナ禍の需要拡大の恩恵を受けていない。