[9日 ロイター] - ロシア南部クラスノダール地方の危機管理当局は9日、ウクライナのドローン(無人機)攻撃により、燃料貯蔵庫で火災が発生し貯蔵タンク数基が損傷したと発表した。
約6機のドローンが破壊され、破片が製油所に落下したという。
当局はテレグラムへの投稿で、攻撃による負傷者はいないと述べた。
ロシア領内のエネルギー施設に対するドローン攻撃はここ数カ月で増加している。ウクライナ当局者はロシアの戦力を弱めるため、またロシアによるウクライナのエネルギーインフラ攻撃への報復として攻撃を行っていると述べている。
ロシア国営メディアによると、同石油備蓄施設が攻撃されるのは今月2日以来。
このほか、南西部のベルゴロドとクルスクにもウクライナの無人機が飛来し、ベルゴロドでは11歳の少女を含む8人が負傷した