[日本インタビュ新聞社] - ■第1四半期は営業利益2倍、政策保有株の縮減も早い段階から推進
巴工業<6309>(東証プライム)は5月31日、次第に強含む相場となり、午前11時を過ぎては4280円(90円高)まで上げ、2日続けて上値を指向している。遠心分離機で世界的に知られ、23年12月に中期計画(22年11月~25年10月)の到達目標を上方修正。24年3月に発表した第1四半期決算(2023年11月~24年1月・連結)は前年同期比で売上高が9%増加し、営業利益は2倍となるなど好調で、業績の更なる上振れなどに期待の根強い相場となっている。
3月には「IR業務を所管する部署の新設」を発表し、株主ならびに投資家の皆様との建設的な対話を、より一層促進するとした。また、2月には「関連会社の株式売却」も発表し、このところ活発化している政策保有株式の縮減に向けた取組も早い段階から着手。資本の効率活用や資本コストを意識した経営への積極姿勢が注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)