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【株式市場】前場の日経平均は708円安、日銀の金融政策や為替動向など受け全業種が値下がり

発行済 2024-06-17 12:28
更新済 2024-06-17 12:35
© Reuters.  【株式市場】前場の日経平均は708円安、日銀の金融政策や為替動向など受け全業種が値下がり
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[日本インタビュ新聞社] - ◆日経平均は3万8106円41銭(708円15銭安)、TOPIXは2705.71ポイント(40.90ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億7651万株

 6月17日(月)前場の東京株式市場は、半導体関連株や自動車、機械、大手商社株などが下げて始まり、日銀の金融政策のゆくえや為替の円高、欧州株安などが要因とされて東証33業種別指数は全業種が下げる相場となった。一方、太陽誘電<6976>(東証プライム)はデータセンター向け需要増の見通しなどで一段と上げ、曙ブレーキ<7238>(東証プライム)は事業再生計画の終了など好感され急伸。ファンケル<4921>(東証プライム)はキリンHD<2503>(東証プライム)によるTOBで大幅続伸。日経平均は373円安で始まり、午前午前10時30分にかけて858円07銭安(3万7956円49銭)まで下押し、前引けも下げげ幅700円台だった。

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)が好決算と中間配当の開始など好感されて一段と上げ、メディアリンクス<6659>(東証スタンダード)はマイクロ波による次世代電送実験など材料視され一段高。明豊エンタープライズ<8927>(東証スタンダード)は第3四半期決算の大幅増益が好感され急伸。サンバイオ<4592>(東証グロース)は新薬候補が薬事審での審議項目に入ったことなどで4日連続大幅高。笑美面<9237>(東証グロース)は第2四半期の大幅上振れ決算やブロードエンターとの連携など好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は7億7651万株、売買代金は1兆7784億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は246銘柄、値下がり銘柄数は1367銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値下がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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