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【株式市場】日経平均は712円安、後場一時864円安となり医薬品以外の全業種が下げる

発行済 2024-06-17 15:56
更新済 2024-06-17 16:05
© Reuters.  【株式市場】日経平均は712円安、後場一時864円安となり医薬品以外の全業種が下げる
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[日本インタビュ新聞社] - ◆日経平均は3万8102円44銭(712円12銭安)、TOPIXは2700.01ポイント(46.60ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は15億7082万株

 6月17日(月)後場の東京株式市場は、自動車株が下げ止まり前場の安値を割らずに推移したが、百貨店、JR各社、大手商社、海運株などに一段安の銘柄が目立った。先々の金利動向に不透明感がある様子。一方、味の素<2802>(東証プライム)や日清食品HD<2897>(東証プライム)などは一段強い値動きとなった。エーザイ<4523>(東証プライム)も高い。日農薬<4997>(東証プライム)も業績上振れ期待などで一段高。日経平均は前引け水準で始まったがジリジリ下押し、13時30分過ぎに前場の安値を6円ほど下回り864円36銭安(3万7950円20銭)まで下げたが、前引けにかけては150円近く持ち直した。

 後場は、セルソース<4880>(東証グロース)が年初来の安値圏から一段と上げて3日続伸となり第2四半期決算など材料視。TOKYO BASE<3415>(東証プライム)も一段と上げ第1四半期決算など材料視。笑美面<9237>(東証グロース)も一段と上げてストップ高となり第2四半期の大幅上振れ決算やブロードエンターとの連携など好感。明豊エンタープライズ<8927>(東証スタンダード)は第3四半期決算など好感されて急伸。モルフォ<3653>(東証グロース)は寄り後に一段と上げて一進一退となり四半期決算が好感されたほか小池東京都知事が開始した自身のAI合成映像「AIゆりこ」によって事業に追い風の見方も。

 東証プライム市場の出来高概算は15億7082万株(前引けは7億7651万株)、売買代金は3兆6272億円(同1兆7784億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は336(前引けは246)銘柄、値下がり銘柄数は1264(同1367)銘柄。

 東証33業種別指数は医薬品1業種のみ値上がり(前引けは全33業種が値下がり)し、値下がり率の小さい業種は、食料品、水産農林、サービス、情報通信、繊維製品、小売り、倉庫運輸、鉄鋼、電力ガス、銀行、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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