Investing.com -- 米国の株式市場先物は月曜日、様々な動きを見せた。ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数が上昇したのに対し、ナスダック総合株価指数は人工知能技術のリーディング・カンパニーであるエヌビディアの株価下落もあって下落した。
今日の米国株価の主な変動は以下の通り：
アップル（AAPL）の株価は2.4％上昇したが、欧州委員会は月曜日に、アップルのApp Storeに関する規則が欧州連合（EU）の技術規制に違反していると発表した。この規則では、アプリケーション開発者がApp Store以外での購入オプションを顧客に誘導することを制限している。こうした状況にもかかわらず、投資家はアップルが最近発表した人工知能の新プロジェクトに好意的だ。
ブロードコム（AVGO）の株価は、ロイター通信が半導体企業が中国のテクノロジー企業バイトダンス（ByteDance）と共同で高度な人工知能チップを開発していると報じたことを受けて2％下落した。米国政府が、経済の重要な競争相手である中国へのこうした重要な半導体の輸出を制限しようとしている中で、このコラボレーションが行われている。
エヌビディア（NVDA）の株価は5.2％下落し、先週末に始まった下落が拡大した。
ユナイテッド・パーセル・サービス（UPS）株は、世界最大の宅配便会社である同社が、コヨーテ・ロジスティクス部門をRXO（RXO）に売却する計画を明らかにしたことで1.5％上昇した。
イーライ・リリー（LLY）の株価は、同社の体重管理薬ゼップバウンドが臨床試験で最大52％の患者の睡眠時無呼吸症候群に効果があったと報告され、1.8％上昇した。
トランプ・メディア＆テクノロジー（DJT）株は21％上昇し、1週間続いた下落から回復した。
アンダーアーマー（UA）株は2.6％上昇した。スポーツ衣料品とアクセサリーを専門とする同社は、2017年に起きた集団訴訟に関して4億3400万ドルで和解合意に達したと発表した。この訴訟は、アンダーアーマーが投資家を欺いたとしている。
レスメド（RMD）の株価は、最近の体重減少を目的とした薬剤試験の結果から、同社の睡眠時無呼吸症候群治療に対する将来の需要に不透明感が生じ、11％下落した。
アルナイラム・ファーマシューティカルズ（NASDAQ: ALNY）株は、心臓病治療薬の第3相臨床試験で良好な結果が出たと発表され、37％急騰した。
コインベース（COIN）株は、ビットコインの価値が4％以上下落し61,000ドルとなったことから4.5％下落。
ハーシー・フーズ(HSY)株は、ココア価格がここ1ヶ月で最低となり、2.5%上昇した。モンデリーズ・インターナショナル（MDLZ）の株価も上昇した。
追加取材：ルイス・ジュリチック
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