[27日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6375.15(‐17.98) 前営業日終値 6393.13(+55.49)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 11293.76(‐27.01) 前営業日終値 11320.77(+151.23)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4930.14(‐15.88) 前営業日終値 4946.02(+53.03)
<ロンドン株式市場> 反落。中国経済の減速懸念で鉱業株が値下がりし、全体水準 を押し下げた。 中国国家統計局が発表した10月の工業部門企業利益は前年同月比4.6%減少し、 5カ月連続のマイナスとなった。そのほか、証券大手数社が規制当局の調査を受けている との報道も悪材料となり、上海総合指数 .SSEC は5.48%低下した。 中国の景気が不安視され、FT350種鉱業株指数 .FTNMX1770 は3.71%低下。 個別銘柄ではBHPビリトン BLT.L とリオ・ティント RIO.L 、アントファガスタ
<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。中国の株価下落で鉱業株が売られた。た だ、欧州中央銀行(ECB)が来週の理事会で量的緩和プログラムを拡充するとの期待が 相場を支え、値下がりは限定的だった。 FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は3.94ポイント(0.26%) 安の1512.31。前日はECBの追加緩和への期待から8月以来3カ月ぶりの高値で 取引を終えていた。 DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は9.63ポイント(0.28%)安 の3488.99だった。 中国株はこの日、5%を超える大幅安で取引を終了した。規制当局が取り締まり強化 に動いたことや、10月の工業部門企業利益が減少したことが売り材料となった。中国は 世界最大の金属消費国であることから、STOXX欧州600鉱業株指数 .SXPP は2. 76%低下した。 一方、欧州の通信会社アルティス ATCA.AS は4.2%値上がりし、ここ2営業日の 上昇は10%を超えた。サッカーのイングリッシュ・プレミアリーグ(EPL)について フランスでの放映権取得が確認されたとの報道が買い材料となった。