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日経平均は198円安でスタート、日立やトヨタ自などが下落

発行済 2024-08-19 09:57
更新済 2024-08-19 10:00
© Reuters.
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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;37863.76;-198.91TOPIX;2666.27;-12.33


[寄り付き概況]

 8月19日の日経平均は前週末比198.91円安の37863.76円と反落でスタート。
16日の米国市場でダウ平均は96.70ドル高の40659.76ドル、ナスダックは37.22ポイント高の17631.72で取引を終了。


 シカゴ連銀のグールズビー総裁が景気や労働市場に懸念を表明したほか、住宅着工件数が予想を下回ったため警戒感から売られ、寄り付き後、下落。
その後発表されたミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったため景気への懸念が緩和し、買戻しが強まり、相場は上昇に転じた。
終盤にかけて、長期金利低下や根強い利下げ期待に買われ続伸し終了。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比440円安の37650円。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から本日の日経平均は売りが先行して始まったが、その後はやや下げ幅を縮めている。
今週はジャクソンホール会議やパウエル議長講演が予定されており、やや様子見ムードが強まりやすい反面、直近の急ピッチのリバウンドで買い遅れている投資家の動きも出ているとみられる。


 東証プライム市場の売買代金上位では、日立 (TYO:6501)、ファーストリテ (TYO:9983)、トヨタ自 (TYO:7203)、ソシオネクスト (TYO:6526)、リクルートHD (TYO:6098)などが下落。
一方、レーザーテック (TYO:6920)、ソフトバンクG (TYO:9984)、三菱重 (TYO:7011)、三菱UFJ (TYO:8306)、キーエンス (TYO:6861)、日本郵船 (TYO:9101)などが上昇。
業種別では、鉱業、医薬品、小売などが下落率上位で推移している。


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