*09:51JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、両指数とも過去最高値の水準で推移
【ブラジル】ボベスパ指数 136087.40 +0.23%
20日のブラジル株式市場は小幅続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比309.42ポイント高(+0.23%)の136087.40で引けた。
日中の取引レンジは135311.68-136329.79となった。
前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。
成長予想の上方修正が改めて好感された。
ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象とした調査では、2024年の成長予想は前回の2.20%から2.23%に引き上げられた。
一方、年末までのインフレ予想は前回の4.20%から4.22%に上方修正された。
一方、欧米市場の下落が指数の上値を抑えた。
また、米景気後退の再燃なども警戒された。
【ロシア】MOEX指数 2775.64 -1.86%
20日のロシア株式市場は5日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.22ポイント安(-0.26%)の2768.42ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2749.26-2799.85となった。
中盤はプラス圏で推移したが、終盤は再び売りに押された。
利上げ懸念が引き続き圧迫材料となり、売りは継続。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。
ほかに、欧米市場の下落などがロシア市場の売り圧力を強めた。
一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、中盤は買い戻しの動きは活発となった。
【インド】SENSEX指数 80802.86 +0.47%
20日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比378.18ポイント高(+0.47%)の80802.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.20ポイント高(+0.51%)の24698.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。
米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が好感された。
国内では、民間投資の拡大観測などが支援材料。
ほかに、インフレ率の落ち着きに伴う利下げ期待の高まりが引き続きサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2866.66 -0.93%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.01ポイント安(-0.93%)の2866.66ポイントと4日ぶりに反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。
新規買い材料に乏しい中、本土マネーの流出や不動産業の業績不振などが改めてクローズアップされた。
また、株式市場の売買代金に回復の勢いはなく、個人投資家の株式離れも不安視されている。
寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.35%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.85%に据え置かれた。
予想通りとあって、相場に対する影響は限られている。
20日のブラジル株式市場は小幅続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比309.42ポイント高(+0.23%)の136087.40で引けた。
日中の取引レンジは135311.68-136329.79となった。
前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。
成長予想の上方修正が改めて好感された。
ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象とした調査では、2024年の成長予想は前回の2.20%から2.23%に引き上げられた。
一方、年末までのインフレ予想は前回の4.20%から4.22%に上方修正された。
一方、欧米市場の下落が指数の上値を抑えた。
また、米景気後退の再燃なども警戒された。
【ロシア】MOEX指数 2775.64 -1.86%
20日のロシア株式市場は5日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.22ポイント安(-0.26%)の2768.42ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2749.26-2799.85となった。
中盤はプラス圏で推移したが、終盤は再び売りに押された。
利上げ懸念が引き続き圧迫材料となり、売りは継続。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。
ほかに、欧米市場の下落などがロシア市場の売り圧力を強めた。
一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、中盤は買い戻しの動きは活発となった。
【インド】SENSEX指数 80802.86 +0.47%
20日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比378.18ポイント高(+0.47%)の80802.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.20ポイント高(+0.51%)の24698.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。
米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が好感された。
国内では、民間投資の拡大観測などが支援材料。
ほかに、インフレ率の落ち着きに伴う利下げ期待の高まりが引き続きサポート材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2866.66 -0.93%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.01ポイント安(-0.93%)の2866.66ポイントと4日ぶりに反落した。
投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。
新規買い材料に乏しい中、本土マネーの流出や不動産業の業績不振などが改めてクローズアップされた。
また、株式市場の売買代金に回復の勢いはなく、個人投資家の株式離れも不安視されている。
寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.35%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.85%に据え置かれた。
予想通りとあって、相場に対する影響は限られている。