(本文の下から3段落目のエクスプレス・スクリプツの下落率を訂正します。) [ニューヨーク 13日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 16151.41 -364.81 -2.21 16526.63 16593.51 16123.20 .DJI 前営業日終値 16516.22 ナスダック総合 4526.07 -159.85 -3.41 4706.02 4713.98 4517.56 .IXIC 前営業日終値 4685.92 S&P総合500種 1890.28 -48.40 -2.50 1940.34 1950.33 1886.41 .SPX 前営業日終値 1938.68
米国株式市場は大幅反落した。原油安や米企業収益への懸念から売られ、S&P総合500種は190 0を割り込み、終値で昨年9月以来の安値を付けた。 アジア太平洋時間帯に発表された中国の12月貿易統計は市場予想ほど落ち込まなかった。このため 中国の景気に対する懸念が後退して原油価格が上昇し、米国株も高く始まった。 しかし、その後原油相場が伸び悩むと米国株も売り優勢に転じた。結局S&P500種のセクター別指 数は10業種全てが下げて終わった。
オンライン小売りのアマゾン・ドット・コム AMZN.O は5.8%下落し、S&P500種とナスダック で最大の下げ幅となった。 鉄道輸送のCSX CSX.N は5.7%安。第4・四半期決算が輸送量の落ち込みで減益となったことが 嫌われた。 保険のアンセム ANTM.N と契約価格の改定について協議していると発表した薬剤給付管理のエクスプレ ス・スクリプツ ESRX.O は6.9%(訂正)下げた。 半面、ソフトウエアのマイクロソフト MSFT.O は2.2%高。モルガン・スタンレーによる投資判断引 き上げが材料視された。 個人向け生保部門の一部分離を計画していると発表した保険のメットライフ MET.N は2.2%上げた 。