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NYの視点:【今週の注目イベント】米GDP、コアPCE、ユーロ圏・東京CPI

発行済 2024-08-26 07:37
更新済 2024-08-26 07:45
© Reuters.
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*07:37JST NYの視点:【今週の注目イベント】米GDP、コアPCE、ユーロ圏・東京CPI 今週は個人消費支出(PCE)データに注目が集まる。
9月17日、18日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)前で最後のデータとなるコア価格指数では前年比で6月から伸び拡大が予想されている。
9月FOMCでの利下げはほぼ確実と見られる。
個人所得は前月を同水準の伸びだた、支出は伸び加速が予想されている。
パウエル議長はデータ次第で大幅な利下げを実施する選択肢を残したが、インフレの鈍化が停滞した場合、0.25%の利下げにとどめる可能性が強まり、ドル売りが一段落する可能性もある。


連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は注目のジャクソンホール会合で、「政策修正の時期が来た」「方向は明確」と、9月会合までに最新の雇用統計、消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)の発表を控え、最大限にハト派色を強めた。
「段階的に」と加えなかったため、データ次第で大幅利下げの可能性も除外しなかった。


ユーロ圏や日本も消費者物価指数(CPI)にも注目。
ユーロ圏の物価統計は8月にディスインフレがさらに進んだことを示す模様で欧州中央銀行(ECB)の9月理事会での追加利下げ観測を強める可能性があり、ユーロ売りにつながる。
東京都区部の8月のCPIは、生鮮食品を除くコアCPIの伸びが加速したと見込まれる。
日銀の植田総裁は物価や経済見通しが実現したら緩和調整する方針変わらずとしており、結果次第で円買いが強まる可能性がある。


中国人民銀行(中央銀行)は1年物の中期貸出制度(MLF)金利を据え置く見込み。


■今週の主な注目イベント
●米国
26日:耐久財受注
27日:FHFA住宅価格指数、S&P20都市住宅価格、消費者信頼感
28日:ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演
29日:GDP、失業保険申請件数、中古住宅仮契約、ボスティック米アトランタ連銀総裁が経済見通しに関し講演
30日:個人支出、PCE、ミシガン大消費者信頼感

●欧州
26日:独IFO企業景況感指数
27日:独GDP、独連銀総裁講演
29日:ユーロ圏消費者信頼感、独CPI、レーンECB専務理事、ナゲル独連銀総裁が講演
30日:CPI、ユーロ圏失業率、独失業率

●日本
28日:岸田首相、WebX2024で講演
30日:失業率、東京CPI、小売売上高

●英国
28日:英中銀、マンMPC委員講演

●中国
26日:中国長期融資
29日:失業率

●カナダ
30日:GDP


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