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【株式市場】日経平均は9円安で小反落だがTOPIXは続伸、米景気関連株が強く半導体株も持ち直す

発行済 2024-08-29 16:04
更新済 2024-08-29 16:05
© Reuters.  【株式市場】日経平均は9円安で小反落だがTOPIXは続伸、米景気関連株が強く半導体株も持ち直す
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[日本インタビュ新聞社] - ◆日経平均は3万8362円53銭(9円23銭安)、TOPIXは2693.02ポイント(0.90ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は16億305万株

 8月29日(木)後場の東京株式市場は、半導体関連株が軒並み持ち直して始まり、その後ダレる銘柄もあったが米エヌビディア下落を受けた前場の下げは一巡の様子。ファナック<6954>(東証プライム)は一段高。キヤノン<7751>(東証プライム)は堅調転換。日本郵船<9101>(東証プライム)や住友商事<8053>(東証プライム)も一段と強含み、三菱重<7011>(東証プライム)などの重工3銘柄も一段と強含んだ。日経平均は前引けから90円超上げて58円安で始まり、13時過ぎに29円39銭高(3万8401円15銭)まで上昇。その後は一進一退となり大引けは小反落。TOPIXは堅調で3日続伸。

 後場は、シンフォニアテクノロジー<6507>(東証プライム)が一段と上げ、大手証券の投資判断など好感。加賀電子<8154>(東証プライム)も一段と強含み在庫調整の下期回復シナリオが米エヌビディアなどの決算を受けて現実味を増した様子。Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は一段と強い値動きとなり17日続伸し、東南アジア事業の好調や海外子会社のシンガポールでの訴訟の動向など好感。フルハシEPO<9221>(東証スタンダード)は後場寄り後に一段と上げ建設副産物処理など行うため台風10号は追い風の見方。雨風太陽<5616>(東証グロース)は朝方にストップ高まで上げ大引けまで買い気配となり生鮮農産物の通販サイトでコメの売り上げ急増とされ注目再燃。農業総研<3541>(東証グロース)も次第高。インバウンドテック<7031>(東証グロース)は自社株買いと消却が好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は16億305万株(前引けは6億5650万株)、売買代金は3兆8556億円(同1兆6318億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は637(前引けは455)銘柄、値下がり銘柄数は944(同1124)銘柄。

 東証33業種別指数は18業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、保険、医薬品、卸売り、電力ガス、その他金融、空運、水産農林、石油石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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