26日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり4銘柄、値下がり220銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は3日ぶり大幅反落。
25日の米国市場では、主要企業の決算発表や連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手控えムードとなるなか、原油相場の下落に伴いNYダウは208ドル安となった。
こうした流れから日経平均は277円安でスタートすると、時間外取引で原油価格が1バレル=30ドルを割り込んだことを受けて下げ幅を拡大した。
売り一巡後はおおむね16700円台でのもみ合いとなったが、上海総合指数が後場一段安となったことから日経平均も大引けにかけて弱含み、一時16652.26(前日比458.65円安)まで下落した。
大引けの日経平均は前日比402.01円安の16708.90円となった。
東証1部の売買高は21億5729万株、売買代金は2兆1124億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、海運業や鉱業が4%超下げたほか、パルプ・紙、機械が下落率上位だった。
一方、医薬品や水産・農林業は比較的小幅な下げにとどまった。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、2銘柄で日経平均を約55円押し下げた。
TDK (T:6762)は6.3%安となり日経平均構成銘柄の下落率3位。
東芝 (T:6502)のHDD事業縮小の影響が懸念されたようだ。
その東芝も6.2%安と大幅続落し、約35年半ぶりの200円割れとなった。
構成銘柄の下落率トップはユニチカ (T:3103)で8.0%安、同2位は川崎船 (T:9107)で6.8%安だった。
一方、値上がりしたのは第一三共 (T:4568)など4銘柄のみだった。
外需関連株や景気敏感株が大きく売られる一方、内需・ディフェンシブ関連銘柄は比較的底堅い動きとなった。
15年4-12月期の業績観測が報じられた住阪セメ (T:5232)は4.7%高と大きく上昇。
同期間の営業利益は前年同期比11%増の170億円程度になったもようで、市場コンセンサスの160億円強を上回る内容となった。
*15:00現在 日経平均株価 16708.90(-402.01) 値上がり銘柄数 4(寄与度+1.97) 値下がり銘柄数 220(寄与度-403.98) 変わらず銘柄数 1 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:4568) 第一三共 2446 27 +1.06 (T:5232) 住阪セメ 466 21 +0.82 (T:1333) マルハニチロ 2191 13 +0.05 (T:2871) ニチレイ 820 1 +0.04 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 36990 -880 -34.52 (T:9984) ソフトバンクG 4849 -170 -20.01 (T:6954) ファナック 18065 -485 -19.03 (T:6762) TDK 6660 -450 -17.65 (T:9433) KDDI 2766 -63.5 -14.95 (T:6367) ダイキン 7407 -329 -12.91 (T:6971) 京セラ 4919 -140 -10.98 (T:7267) ホンダ 3241 -107 -8.39 (T:6988) 日東電 7080 -208 -8.16 (T:7203) トヨタ 6629 -195 -7.65 (T:6902) デンソー 4885 -184 -7.22 (T:8035) 東エレク 6904 -159 -6.24 (T:4063) 信越化 5858 -147 -5.77 (T:4543) テルモ 3545 -70 -5.49 (T:4901) 富士フイルム 4456 -136 -5.34 (T:3382) 7&I-HD 4990 -124 -4.86 (T:6758) ソニー 2430 -108 -4.24 (T:7270) 富士重 4331 -107 -4.20 (T:1963) 日揮 1688 -107 -4.20 (T:7751) キヤノン 3261 -67 -3.94