[日本インタビュ新聞社] - ■カジノ設備関連の日本金銭機械なども動意強める
9月9日午前の東京株式市場では、櫻島埠頭<9353>(東証スタンダード)がストップ高の2069円(400円高)、大運<9363>(東証スタンダード)もストップ高の460円(80円高)、杉村倉庫<9307>(東証スタンダード)は一時ストップ高の680円(100円高)まで上げ、大阪湾関連株の値上がりが目立っている。カジノを含む統合型リゾート(IR)について、「大阪IR(中略)令和12年秋にも開業、ほぼ確実に」(産経新聞WEBニュース9月7日夜)、「大阪IR準備工事(中略)月内にも着手」(日本経済新聞9月8日付朝刊)と伝えられており、建設工事の進展が買い材料になったとみられている。
運営事業者の大阪IR株式会社が、「事業から違約金なしで撤退できる権利を放棄する方針を固めたことが7日、分かった。府市と大阪IRが10日にも発表する。9月末にも準備工事に着手する方針で、令和12年秋に計画されているIR開業が、ほぼ確実となった」(産経新聞WEBニュース)と伝えられた。株式市場では、兵機海運<9362>(東証スタンダード)も一段と上げて2日連続で高値を更新し、カジノ設備関連の日本金銭機械<6418>(東証プライム)、オーイズミ<6428>(東証プライム)なども値上がりしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)