[日本インタビュ新聞社] - ■樹脂加工と金属加工のシナジー効果に期待
児玉化学工業<4222>(東証スタンダード)は9月25日、メプロホールディングスの全株式を取得し、連結子会社化することを決定したと発表。この株式取得により、児玉化学工業は企業規模の拡大とポートフォリオ強化を図り、経営の安定化と新たな成長ビジョンの策定を目指していく。メプロホールディングスは、アルミダイカスト、粉末冶金、鉄鍛造の3つの金属加工製法を持つ柳河精機とダイヤメットを傘下に持つ持株会社である。
株式取得の相手先はエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合で、児玉化学工業の発行済み株式の62.50%を保有している。株式譲渡契約は2024年12月末に締結予定で、株式譲渡実行日は2025年4月1日を予定している。
この株式取得による児玉化学工業の連結財務諸表への影響は現在精査中であり、株式譲渡の対価調達方法も未定。今後、新たに開示すべき事項が発生した場合には速やかに公表される予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)