*07:34JST NYの視点:【今週の注目イベント】米雇用統計、ISM、パウエルFRB議長講演、ユーロ圏インフレ
今週は米雇用統計や連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演に注目が集まる。
FRBの焦点がインフレ抑制から、労働市場の悪化を抑制する政策に移行されつつある。
PCE価格指数が予想以上に鈍化したため、市場では大幅利下げが継続されるとの見方につながりドル売りを支援した。
議長の全米企業エコノミスト協会(NABE)での講演では、消費や物価をめぐる発言や、追加の大幅利下げの可能性などを判断する。
9月雇用統計では非農業部門雇用者数が8月から伸び鈍化が予想されている。
賃金の伸びは一段の鈍化が予想されており、年内0.75%の利下げ見通しを後押しすると見る。
米国ではJOLT求人件数やADP雇用統計などの雇用関連指標にも注目されるほか、全米の製造業活動を示すISM製造業景況指数、サービス業活動動向を探る上でISM非製造業景況指数に注目。
ISM製造業景況指数は上昇が予想されているものの、依然活動の縮小と拡大の境目となる50を5カ月連続で割り込むと見られる。
ISM非製造業景況指数は3か月連続で50を上回り8月からさらに上昇し、消費の底堅さが証明される見込み。
中国では、9月の購買担当者指数(PMI)指数が発表予定。
大型景気刺激策の影響が期待されている。
また、ゴールデンウィーク入りで消費が強まり景気回復が見られるかどうかが焦点となる。
さらに、ユーロ圏のインフレ率は2021年以来初めて、欧州中央銀行(ECB)の目標である2%を割り込む見込みで年内追加0.5%の利下げが予想されており、ユーロの売り圧力となる。
自民党は石破氏を新総裁に選出。
10月1日に臨時国会で首相に指名される。
同氏は金融政策でタカ派の立場と報じられており円高が進んだが、同時に、「日銀が金融政策を決定」「金融緩和策は変わらず」「日銀の金融政策を巡り、要請することはない」と市場の憶測を否定する発言もしており、当面は方針を見極めるため円は荒い展開が予想される。
■今週の主な注目イベント
●米国
30日:シカゴPMI、ダラス連銀製造業活動、パウエルFRB議長がNABEで講演
10月1日:製造業PMI、建設支出、JOLT求人、ISM製造業景況指数、米副大統領候補の討論会、ボスティック米アトランタ連銀総裁があいさつ、クックFRB理事、バーキン米リッチモンド連銀総裁、コリンズ米ボストン連銀総裁がイベント参加
2日:ADP雇用統計、バーキン米リッチモンド連銀総裁、セントルイス連銀のムサレム総裁、クリーグランド連銀のハマック総裁、ボウマン理事が講演
3日:新規失業保険申請件数、サービス業PMI、製造業受注、ISM非製造業景況指数4日:雇用統計
●欧州
30日:独CPI、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がEU議会で証言
10月1日:ユーロ圏製造業PMI、CPI、ECBのレーン理事、デキンドスECB副総裁、ナーゲル独連銀総裁が講演
2日:ユーロ圏失業率、デキンドスECB副総裁が講演、、ECBのレーン理事、ホルツマン、ショナーベルが講演
3日:ユーロ圏サービスPMI、PPI、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁とボスティック米アトランタ連銀総裁、討論会参加
4日:デキンドスECB副総裁が講演
●中国
30日:PMI、財新PMI
10月1日―7日:ゴールデンウィーク
●日本
30日:鉱工業生産、小売売上
10月1日:失業率、短観、じぶん銀製造業PMI
●英
30日:GDP、英中銀グリーンMPC委員が講演
10月1日:製造業PMI、英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が講演
2日:英中銀は金融政策委員会の議事要旨を公表
4日:英中銀チーフエコノミスト、年次会合
FRBの焦点がインフレ抑制から、労働市場の悪化を抑制する政策に移行されつつある。
PCE価格指数が予想以上に鈍化したため、市場では大幅利下げが継続されるとの見方につながりドル売りを支援した。
議長の全米企業エコノミスト協会(NABE)での講演では、消費や物価をめぐる発言や、追加の大幅利下げの可能性などを判断する。
9月雇用統計では非農業部門雇用者数が8月から伸び鈍化が予想されている。
賃金の伸びは一段の鈍化が予想されており、年内0.75%の利下げ見通しを後押しすると見る。
米国ではJOLT求人件数やADP雇用統計などの雇用関連指標にも注目されるほか、全米の製造業活動を示すISM製造業景況指数、サービス業活動動向を探る上でISM非製造業景況指数に注目。
ISM製造業景況指数は上昇が予想されているものの、依然活動の縮小と拡大の境目となる50を5カ月連続で割り込むと見られる。
ISM非製造業景況指数は3か月連続で50を上回り8月からさらに上昇し、消費の底堅さが証明される見込み。
中国では、9月の購買担当者指数(PMI)指数が発表予定。
大型景気刺激策の影響が期待されている。
また、ゴールデンウィーク入りで消費が強まり景気回復が見られるかどうかが焦点となる。
さらに、ユーロ圏のインフレ率は2021年以来初めて、欧州中央銀行(ECB)の目標である2%を割り込む見込みで年内追加0.5%の利下げが予想されており、ユーロの売り圧力となる。
自民党は石破氏を新総裁に選出。
10月1日に臨時国会で首相に指名される。
同氏は金融政策でタカ派の立場と報じられており円高が進んだが、同時に、「日銀が金融政策を決定」「金融緩和策は変わらず」「日銀の金融政策を巡り、要請することはない」と市場の憶測を否定する発言もしており、当面は方針を見極めるため円は荒い展開が予想される。
■今週の主な注目イベント
●米国
30日:シカゴPMI、ダラス連銀製造業活動、パウエルFRB議長がNABEで講演
10月1日:製造業PMI、建設支出、JOLT求人、ISM製造業景況指数、米副大統領候補の討論会、ボスティック米アトランタ連銀総裁があいさつ、クックFRB理事、バーキン米リッチモンド連銀総裁、コリンズ米ボストン連銀総裁がイベント参加
2日:ADP雇用統計、バーキン米リッチモンド連銀総裁、セントルイス連銀のムサレム総裁、クリーグランド連銀のハマック総裁、ボウマン理事が講演
3日:新規失業保険申請件数、サービス業PMI、製造業受注、ISM非製造業景況指数4日:雇用統計
●欧州
30日:独CPI、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がEU議会で証言
10月1日:ユーロ圏製造業PMI、CPI、ECBのレーン理事、デキンドスECB副総裁、ナーゲル独連銀総裁が講演
2日:ユーロ圏失業率、デキンドスECB副総裁が講演、、ECBのレーン理事、ホルツマン、ショナーベルが講演
3日:ユーロ圏サービスPMI、PPI、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁とボスティック米アトランタ連銀総裁、討論会参加
4日:デキンドスECB副総裁が講演
●中国
30日:PMI、財新PMI
10月1日―7日:ゴールデンウィーク
●日本
30日:鉱工業生産、小売売上
10月1日:失業率、短観、じぶん銀製造業PMI
●英
30日:GDP、英中銀グリーンMPC委員が講演
10月1日:製造業PMI、英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が講演
2日:英中銀は金融政策委員会の議事要旨を公表
4日:英中銀チーフエコノミスト、年次会合