サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

エアーテック Research Memo(2):国内唯一のクリーンエアーシステム専門メーカー

発行済 2024-10-07 15:12
更新済 2024-10-07 15:15
© Reuters.
*15:12JST エアーテック Research Memo(2):国内唯一のクリーンエアーシステム専門メーカー ■会社概要

1. 会社概要
日本エアーテック (TYO:6291)は、国内唯一のクリーンエアーシステム専門メーカーであり、総合的な製品群と専門性の高い技術力を強みに、クリーン関連製品をグローバルに提供する。
高い清浄環境を必要とする半導体・電子分野及びバイオ分野を主軸に多数の製品及び設計・施工技術を有しており、主力製品の国内市場シェアはいずれも国内トップである。
同社の独自調査による推定値では、浄化された空気を供給する「ファンフィルターユニット(FFU)」のシェアは62%、生物学的実験において必要不可欠な設備である「安全キャビネット」は31%、クリーンルームの出入り口等に設置される「エアーシャワー」は36%、塵埃(ちり、ほこり)や雑菌の混入を防ぎながら作業を行うための「クリーンベンチ」は36%、空気清浄度が確保された空間設備の「クリーンブース」は24%のシェア(台数ベース)となっている。


また、(公社)日本空気清浄協会、(一社)日本科学機器協会、日本バイオセーフティ学会、SEMIジャパン、IEST(米国環境科学技術協会、Institute of Environmental Sciences and Technology)、ISPE(R)(国際製薬技術協会、International Society for Pharmaceutical Engineering)、FIRM((一社)再生医療イノベーションフォーラム)等の協会・団体に加盟している。


2. 沿革
1973年に空気清浄機器の製造及び販売を目的として同社を設立し、2023年12月期で創立50周年を迎えた。
創業初期より社是「世界に通用するクリーンエアーシステム技術を確立し、社会に貢献する。
」を掲げ、1974年3月に標準型クリーンベンチが完成したほか、低騒音ファン(LNF-1)を開発した。
1975年2月にはエアーシャワー装置をはじめとする多種のクリーンエアーシステム製品の製造を開始した。
1976年12月に埼玉県草加市に草加工場を新設した。
1991年11月に(社)日本証券業協会に店頭上場し、1997年7月に東証2部に株式を上場、2005年6月に東証1部に昇格し、2022年4月には東証の再編に伴い東証プライム市場に上場した。
その後2023年4月の東証の規則改正に伴い、東証プライム市場への上場維持基準適合状況を勘案し、上場区分の再検討を行った結果、2023年10月に東証スタンダード市場へ移行した。


(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます