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東京株式市場・大引け=5日ぶり反落、直近の上昇の反動 円高も重荷に

発行済 2016-03-07 15:21
更新済 2016-03-07 15:30
© Reuters.  東京株式市場・大引け=5日ぶり反落、直近の上昇の反動 円高も重荷に

[東京 7日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値      16911.32 -103.46 寄り付き    17024.64 安値/高値   16894.58─17026.25

TOPIX .TOPX 終値       1361.90 -13.45 寄り付き     1373.78 安値/高値    1360.86─1373.85

東証出来高(万株) 221694 東証売買代金(億円) 21722.93

東京株式市場で日経平均は5日ぶりの反落。直近の急ピッチな上昇の反動で、利益確定売 りが優勢となった。強含む円相場も重しとなった。前週末比で一時120円安となったが 、下値では押し目買いが入り下げ渋った。東証1部売買代金は約2兆1700億円強と低 調だった。

2月米雇用統計、中国全人代を通じ、米中景気に対する市場の過度な警戒感は後退し つつあるが、日中ドル/円 JPY=EBS は113円台半ばまで円高が進行。日経平均は前週 末までの直近4営業日で1000円近く上昇した反動も加わり、寄り高後は軟調な展開を 続けた。10日に予定される欧州中央銀行(ECB)理事会など外部環境を引き続き見極 めたいとの心理から、見送りムードが広がったという。

業種別では海運やパルプ・紙がしっかり。外需大型株は日産自動車 7201.T が2%超 高、ファナック 6954.T が1%超高となった一方、トヨタ 7203.T は約2%安とまちまち だった。メガバンクはそろって下落。日経平均は0.61%安となったのに対し、TOP IXは0.98%安。またJPX日経400 .JPXNK400 は1.02%安となり、下落率 はそれぞれ日経平均を上回っている。

水戸証券投資情報部長の須田恭通氏は「ひとまず利食い売りが出た。現状の為替水準 でみると、日経平均は1万7000円台がバリュエーション的に妥当なところ。円安とい う援護射撃があればもう一段行けたかもしれないが、それがなかった」と指摘している。

個別銘柄では小野薬品工業 4528.T が大幅高。4日に発表した1対5の株式分割を材 料視した。2016年7月期業績予想の上方修正を発表した稲葉製作所 3421.T は5日続 伸。半面、ハローズ 2742.T が軟調。公募増資により最大約42億円を調達すると発表し たことで、1株利益の希薄化や需給悪化などが懸念され売りが出た。

東証1部騰落数は、値上がり835銘柄に対し、値下がりが1000銘柄、変わらず が108銘柄だった。

(長田善行)

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