[日本インタビュ新聞社] - ■一方では四半期決算の発表活発化を受け業績動向を見定めたい姿勢も
11月6日午後の東京株式市場では、日経平均が一段と上げ、13時にかけて1189円63銭高(3万9664円53銭)まで上げる場面があった。11月1日の1107円安を完全にリカバーした。ただ、一方では、四半期決算の活発化を受けて個々の銘柄の業績動向を見定めたい姿勢もあるようだ。
米国大統領選の開票が始まり、「トランプ氏優勢」が伝えられるとともに円相場が軟化、積極財政論者のため財政赤字拡大・金利上昇・ドル高・円安、の連想などにより、朝方は1ドル151円台だった円相場が午前11時前には同152円台に入り、12時半頃には同154円台に入り、株価押し上げ要因のひとつになった。日経平均への影響度が大きい半導体関連株が高いこともあるが、円安とともに株価指数先物の上げが強まり、先物と現物株との間で行われる裁定取引の買いが指数採用銘柄に幅広く流入しているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)