金融サービス会社チャールズ・シュワブの第2四半期決算は、顧客預金と自社借入金にかかる支払利息の増加により、2％の減益となった。米連邦準備制度理事会（FRB）が高金利を維持し、金融セクターに影響を及ぼしているためである。
テキサス州を拠点とする同証券会社の顧客資産総額は6月30日までに9兆4,100億ドルに達し、前年の8兆200億ドルから17％増加した。利益の落ち込みにもかかわらず、チャールズ・シュワブは手数料の上昇を経験し、四半期収益への影響を緩和した。
純金利収入は6％減の21億6000万ドル。しかし、投資信託や上場投資信託の運用に伴う資産運用・管理手数料は18％増の13億8000万ドルだった。
全体として、同社の第2四半期の純収入は1％の微増で、46億9000万ドルとなった。調整後の利益は14億7000万ドル（1株当たり73セント）と、前年同期の14億9000万ドル（1株当たり75セント）から微減となった。
この決算報告に対する市場の反応として、チャールズ・シュワブの株価は6.5％下落し、取引開始早々に70.23ドルで取引された。
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