シティグループ・インクは、市場部門のデジタルアセット部門のリーダー交代を発表した。シティグループに14年以上在籍し、2021年からデジタル資産部門のグローバル責任者を務めていたショブヒト・マイニが退社する。マイニの退社は、シティグループの市場イノベーション・投資部門の責任者であるリー・スモールウッドが述べているように、デジタル資産分野での起業機会を模索するためである。
現在、市場部門の戦略的投資のインターナショナル・リードのポジションにあるディーパック・メーラは、市場部門のデジタル資産をリードする拡大された役割で、マイニの責任を引き継ぐことになる。
シティグループは、デジタルマネーとトークン化プロジェクトの主要プレーヤーとして、この分野に積極的に関与してきた。特に、同行は昨年、BondbloX Bond Exchange（BBX）の最初のデジタル・カストディアン参加者となった。BBXは2020年に設立され、債券投資のプロセスを合理化することを目的とした世界初の小数債券取引所として認知されている。
シティグループは指導者の交代についてコメントを控えており、マイニ氏も現時点ではコメントを求めても回答していない。マイニ氏が退任するというニュースは、社内メモが発表される前にブルームバーグ・ニュースでも報じられていた。
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