ノードストローム・インク（NYSE:JWN）は火曜日、極めて重要なアニバーサリーセールと継続的な事業活性化の努力により、アナリストの予想を上回る第2四半期の利益を報告した。このニュースを受けて、同社の株価は時間外取引で7％近く上昇した。
高級百貨店チェーンは、年間既存店売上高成長率予測を更新し、前回予想の1％減から2％増に改善し、横ばいから2％増を見込んでいる。
ノードストロームのブランド若返り戦略には、レディスアパレルなど人気カテゴリーへの注力も含まれ、利益率の向上を目指している。同社はマークダウンを減らし、より多くの商品を正価で販売することで躍進した。
「7月15日から8月4日まで開催されたアニバーサリーセールの成功について、ピート・ノードストローム社長は、「アニバーサリーセールでは、オンホールディング、ニューバランス、ヴオリなどのスポーツウェアブランドやビューティ商品の需要が好調だった。
さらに、ノードストロームのオフプライス部門であるラックも売上に貢献した。ホリデーシーズンまでに12店舗の新規オープンを計画しており、同社はこの成功した事業へのコミットメントを強化している。
モーニングスターのアナリストは、「ラックの新規出店は、ノードストロームの現在の計画の主要な部分であり、売上が好調なことは、この計画がかなりうまくいっていることを示唆している。......マーチャンダイジングもラックの方がうまくいっているだろう。"
裕福な消費者は、緩やかなペースではあるが、買い物を続けている。メイシーズは最近、プロモーションの増加と需要の減少を理由に年間売上高見通しを下方修正した。
過去1ヶ月間、ノードストロームの株価はセール期間中の需要減退を反映して約3％下落した。しかし、株価は年初から約16％上昇し、S＆P500種株価指数の上昇率約18％を上回っている。
8月3日に終了する四半期、ノードストロームの総売上高は前年の37.7億ドルから3.2％増の38.9億ドルとなり、LSEGのデータによるとアナリストの平均予想39.0億ドルとほぼ一致した。調整後の利益は1株当たり96セントとなり、予想の71セントを上回った。
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