ミシガン州ベントンハーバー - Whirlpool Corporation (NYSE:WHR)は水曜日、アナリスト予想を上回る第3四半期決算を発表し、時間外取引で株価が4%上昇した。
この家電メーカーは、調整後1株当たり利益が3.43ドルとなり、3.22ドルのコンセンサス予想を上回った。売上高は39億9,000万ドルで、アナリストの予想40億9,000万ドルをわずかに下回ったが、前年同期比18.9%減となった。
Whirlpoolの継続的EBIT（利払い前・税引き前利益）マージンは、北米での販促価格戦略により、第2四半期の5.3%から第3四半期には5.8%に拡大した。しかし、前年同期の6.5%からは低下している。
Whirlpoolの会長兼CEOであるMarc Bitzer氏は、「第3四半期は、北米で経験している厳しいマクロ経済環境にもかかわらず、継続的EBITマージンの四半期ごとの拡大を実現し続けました」とコメントした。
同社は2024年通期のガイダンスを再確認し、調整後1株当たり利益を約12.00ドルと予想している。これは以前の見通しと一致し、11.62ドルのコンセンサス予想を上回っている。Whirlpoolはまた、営業活動によるキャッシュフローを約10億5,000万ドル、フリーキャッシュフローを約5億ドルとする予想を維持した。
欧州事業に関連する税金の影響と非現金損失により、GAAP（一般会計原則）ベースの利益見通しを下方修正したものの、Whirlpoolが調整後ガイダンスを再確認したことは、年内の主力事業のパフォーマンスに自信を持っていることを示唆している。
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