*10:19JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日続落、地政学リスクを引き続き警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 124698.04 -0.92%
17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.92%(1137.98ポイント)安の124698.04で引けた。
日中の取引レンジは123560.06-125301.37となった。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。
また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。
ほかに、成長予想の上方修正が改めて好感された。
一方、不透明な米金融政策などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 2377.15 -1.78%
17日のロシア株式市場は6日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.78%(43.15ポイント)安の2377.15となった。
日中の取引レンジは2,370.28-2,414.17となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。
地政学リスクが引き続き警戒され、売りは継続。
また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の圧迫材料となった。
ほかに、10-12月期の消費者信頼感指数などが翌日に発表されるため、慎重ムードも強まった。
外部環境では、不透明な米金融政策が外資の流出懸念を強めた。
【インド】SENSEX指数 80684.45 -1.30%
17日のインドSENSEX指数は続落。
前日比1064.12ポイント安(-1.30%)の80684.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同332.25ポイント安(-1.35%)の24336.00で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。
米長期金利の上昇を受け、ルピーの対米ドルレートは先週13日、再び過去最安値を更新した。
また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。
FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3361.49 -0.73%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.85ポイント安(-0.73%)の3361.49ポイントと3日続落した。
11月29日以来の安値水準に落ち込んでいる。
前日の軟調地合いを次ぐ流れ。
中国景気の鈍化が懸念されている。
16日までに公表された中国経済統計では、鉱工業生産は伸びが加速したものの、小売は予想外の減速。
金融も予想を下回り、1-11月の不動産開発投資はマイナスが拡大した。
また、米長期金利が上昇基調を強める中、対米ドルの人民元安が進んでいることも重しとなっている。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。
外電は17日、中国政府は2025年の財政赤字比率について、24年の対GDP比3%を上回る4%に設定し、経済成長率目標は「5%前後」で維持することを決定したと報じた。
金融緩和の期待も根強い。
預金準備率や政策金利の引き下げ観測を受け、中国の10年債利回りは過去最低水準で推移している。
指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。
17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.92%(1137.98ポイント)安の124698.04で引けた。
日中の取引レンジは123560.06-125301.37となった。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。
また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。
ほかに、成長予想の上方修正が改めて好感された。
一方、不透明な米金融政策などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 2377.15 -1.78%
17日のロシア株式市場は6日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.78%(43.15ポイント)安の2377.15となった。
日中の取引レンジは2,370.28-2,414.17となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。
地政学リスクが引き続き警戒され、売りは継続。
また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の圧迫材料となった。
ほかに、10-12月期の消費者信頼感指数などが翌日に発表されるため、慎重ムードも強まった。
外部環境では、不透明な米金融政策が外資の流出懸念を強めた。
【インド】SENSEX指数 80684.45 -1.30%
17日のインドSENSEX指数は続落。
前日比1064.12ポイント安(-1.30%)の80684.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同332.25ポイント安(-1.35%)の24336.00で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。
米長期金利の上昇を受け、ルピーの対米ドルレートは先週13日、再び過去最安値を更新した。
また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。
FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3361.49 -0.73%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.85ポイント安(-0.73%)の3361.49ポイントと3日続落した。
11月29日以来の安値水準に落ち込んでいる。
前日の軟調地合いを次ぐ流れ。
中国景気の鈍化が懸念されている。
16日までに公表された中国経済統計では、鉱工業生産は伸びが加速したものの、小売は予想外の減速。
金融も予想を下回り、1-11月の不動産開発投資はマイナスが拡大した。
また、米長期金利が上昇基調を強める中、対米ドルの人民元安が進んでいることも重しとなっている。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。
外電は17日、中国政府は2025年の財政赤字比率について、24年の対GDP比3%を上回る4%に設定し、経済成長率目標は「5%前後」で維持することを決定したと報じた。
金融緩和の期待も根強い。
預金準備率や政策金利の引き下げ観測を受け、中国の10年債利回りは過去最低水準で推移している。
指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。