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新聞は半歩先、相場ではさらに先を行くがよし=犬丸正寛の相場格言

発行済 2024-12-20 08:05
更新済 2024-12-20 08:35
© Reuters.  新聞は半歩先、相場ではさらに先を行くがよし=犬丸正寛の相場格言
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[日本インタビュ新聞社] - 【先人の教えを格言で解説!】

(犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に残した相場格言を定期的に紹介。)※最新の情報に修正を加えてあります

■新聞は半歩先、相場ではさらに先を行くがよし=犬丸正寛の相場格言

新聞は社会で現在起きている出来事を報じることが主な役割です。我々が日常生活を送る中で、過去のことや未来の出来事にも関心はありますが、やはり最も気になるのは今何が起こっているのか、その背後にある理由、そしてその先に何が待っているのかです。

このため、新聞は読者にとって「半歩先」を報じるのが理想とされています。しかし、相場の世界ではそれだけでは十分ではありません。株式市場では、より遠い未来を見据えて動くことが大切です。今日のように短期的な売買が活発な環境では、遠い将来を漠然と考えるよりも、近い将来を具体的にイメージし、そこに基づいて行動することが成功への鍵となるのです。

特に、新聞が取り上げるだろう未来の出来事を予測し、その「さらに先」を行くことで関連銘柄に投資するのは、賢明な戦略といえるでしょう。例えば、決算期が近づけば、その企業の業績に関する予測記事が新聞に掲載される可能性が高くなります。好調な業績が報じられれば、株価が急騰するのも不思議ではありません。このような予想はインサイダー取引に該当しないため、四季報などの情報をもとに先回りして投資することは有効な手法です。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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