日経平均<.N225> 日経平均先物12月限<0#2JNI:>
前場終値 10186.63 -257.70 前場終値 10150 -250
寄り付き 10388.32 寄り付き 10340
安値/高値 10170.74─10388.32 安値/高値 10120─10350
出来高(万株) 90770 出来高(単位) 49364
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[東京 14日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅続落。前週末比250円
を超える下落となった。対ドルで一時90円割れ目前まで進んだ円高を警戒しハイテクや
自動車など輸出株が売られた。またオバマ米大統領が14日の演説で、金融セクターへの
政府関与縮小に言及するとの米政府高官発言を嫌気し米株先物が下落したことも売り材料
となった。実需筋の動きは鈍かったがヘッジファンドなど短期筋の売りが目立ったとい
う。
前場の東証1部騰落数は値上がり163銘柄に対して値下がり1450銘柄、変わらず
が70銘柄。東証1部売買代金は6014億円。
朝方の東京市場ではドルが一時90.18円まで下落し、2月12日以来7カ月ぶり安
値を更新した。円高進行による輸出企業の収益下押しへの懸念が出ており、市場では「日
本の株式市場では円高はネガティブに働いている。対ドルで90円までなら許容範囲だろ
うが、90円を割り込む円高は輸出企業の収益にボディーブローのように効いてくるため
注意する必要があろう」(三菱UFJ証券・投資情報部長の藤戸則弘氏)との声が聞かれ
た。
ドル/円はその後90円前半で一服したが、オバマ米大統領が14日の演説で、金融セ
クターへの政府関与縮小に言及するとの米政府高官の発言が伝わると日経平均は下げ幅を
急速に広げた。「GLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物
(S&Pは<0#SP:>)が軟化。米系マネーやヘッジファンドが日本株も売っているようだ。
実需筋は動いていない」(大手証券トレーダー)という。
米政府高官は「大統領は金融セクターへの政府関与縮小に向けた計画に言及し、規制改
革のために即座に起こすべき行動を示し、今後の危機回避における世界的な協調の重要性
をあらためて示す見通し」と語った。
個別では円高進行を背景にトヨタ自動車<7203.T>やソニー<6758.T>、キヤノン<7751.T>
など主力輸出株が売られた。
一方、米大統領演説への警戒から金融セクターもさえない動き。みずほフィナンシャル
グループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、三菱UFJフィナンシャ
ル・グループ<8306.T>など大手銀行株もそろって下落した。
米デルタ航空
ることが明らかになった日本航空(JAL)<9205.T>は逆行高。
(ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)
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