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注目銘柄ダイジェスト(前場):JDI、NEC、パナホームなど

発行済 2016-12-21 11:55
更新済 2016-12-21 12:00
注目銘柄ダイジェスト(前場):JDI、NEC、パナホームなど
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日本信号 (T:6741):1023円(前日比+64円)
大幅高。
自己株式の取得実施を発表している。
発行済み株式数の4.40%に当たる300万株、30億円を上限に、本日から来年の6月末までを取得期限としている。
株主還元の強化や資本効率の向上、機動的な資本政策を可能とさせることを取得実施の背景としている。
高水準の自社株買い実施による需給インパクトなども期待される格好に。


NEC (T:6701):318円(前日比-8円)
反落。
シティグループ証券では投資判断を「1」から「3」に2段階格下げしている。
目標株価は350円から280円にまで引き下げ。
株価上昇でPBRは1倍水準を回復、構造改革も成長事業も将来の成果を織り込んだと判断している。
一方、エナジー事業の構造改革は現時点で成果を上げておらず、電池事業が赤字を解消する時間的な目途が見出しにくくなったと指摘。


JDI (T:6740):387円(前日比+30円)
急伸。
産業革新機構が同社への支援をきょうにも正式決定と一部で伝わっている。
JOLED株式を同社に売却することも合わせて決定するようだ。
先に観測報道が伝わっており、方向性は織り込み済みであるが、事業環境も改善する中であらためて業容再建が本格化するとの期待が高まる形に。
なお、前日にはSMBC証券が環境好転を背景に目標株価を500円まで引き上げている。


アドバンテスト (T:6857):1805円(前日比+123円)
大幅続伸。
野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1330円から2503円に引き上げている。
サーバーやスマホからのフラッシュメモリの高速化要求、DRAMの大型投資などによって、メモリテスタの需要は18.3期以降に大きく盛り上がると判断のようだ。
営業利益は17.3期見通しの163億円に対して、18.3期は287億円と予想している。


パナホーム (T:1924):989円(前日比+118円)
急伸。
パナソニックが2017年8月に完全子会社化すると発表している。
同社株1株に対してパナソニック株の0.8株を割り当てる株式交換方式となる。
前日のパナソニックの終値1262円を基準とすると理論株価は1010円程度となり、同社の前日終値からは16%程度のプレミアムとなる。
交換比率にさや寄せを目指す動きとなっている。


REMIX {{|0:}}:142円(前日比-9円)
一時138円まで急落。
17年3月期業績予想を下方修正している。
営業利益見通しは従来の2.35億円から0.49億円(前期は3.45億円)へと引き下げた。
収益の主要な柱の1つとして位置付けている電力売買事業において、電力需給契約の切替が高圧・特別高圧市場全体で約8%程度にとどまっていること、新電力を含む大手電力会社との価格競争が激しくなっていること、需要化が契約切替に関して慎重な判断をする傾向があることなどが響くようだ。


サンバイオ {{|0:}}:1286円(前日比-54円)
反落。
みずほ証券が投資判断「中立」を継続し、目標株価を従来の1760円から1420円に引き下げている。
12月14日に発表された第3四半期の決算内容と通期業績予想の見直しから、特に米国の慢性期脳梗塞を対象としたPhase2b試験の進捗について、スケジュールへの不透明感が高いとみている。
みずほ証券では、米国でのPhase2b試験の終了は19年、承認は23年と見通しを改めている。


パウダテック (T:5695):550円(前日比+48円)
大幅反発し年初来高値更新。
17年3月期の期末配当予想を従来の1株当たり12.00円から16.00円(前期は記念配当3.00円を含め15.00円)へと増額修正している。
同社は第2四半期決算発表時に通期純利益見通しを8.20億円から10.20億円に上方修正している。
期初予想に比べ純利益が増加することが見込まれることから増配を決定した。

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