■名証ネクストに単独上場、足場・仮設機材レンタル事業など展開
4月21日名証ネクスト市場に新規上場となったASNOVA(アスノバ)<9223>(名証ネクスト)は、取引開始から11分を経過した午前9時11分に1499円(公開価格は1630円)で初値をつけた。その後1559円まで上げ、午前11時過ぎには1349円前後で売買されている。
永年培ってきた足場レンタル事業を基盤に、クサビ緊結式足場(以下、クサビ式足場)の「仮設機材レンタル」、新品の仮設機材を販売する「仮設機材販売」、足場架払工事の「その他」の3つのサービスラインを展開する。全国の機材センターを通じて、仮設機材を即日レンタルしたいという工事業者のニーズにワンストップで対応できる体制整備を図っている。
社名の「アスノバ)」は日本語の「明日の場」が由来で、「NOVA」には「新たな」という想いを込めている。設立は2013年12月。
業績見通し(2022年3月期・個別、会社発表)は、売上高を26.98億円(前期比20.4%増)、営業利益を1.95億円(前期は営業損失1.45億円)、経常利益は3.09億円(前期の28.1倍)、当期純利益は2.17億円(同14.5倍)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)